取扱いカラー剤のブランド別の違い(エヌドット・スロウ・アディクシー・イノア)
Sofi’s designでは現在4種類のカラー剤を取り扱っています。全カラー剤とも白髪染めにも対応しています。
- ハーブオイル[エヌドット]カラー ナプラ
- スロウカラー ビューティーエクスペリエンス
- アディクシーカラー ミルボン(+1100円)
- イノアカラー ロレアル(+2200円)
※上記各リンクからそれぞれの会社のカラー剤の公式ホームページにアクセス出来るので気になる方は見てみてください。
今回はこの4種類のカラー剤を一般の方にもわかりやすく4つの視点で比較していきます。
個人的感覚がおおいに含まれるのであくまでも目安のひとつとしていただければと思います。それでは早速比較していきましょう。
「髪の毛への優しさ」
イノアカラー>>>>>ハーブオイルカラー・スロウカラー>アディクシーカラー
断トツでイノアカラーが髪の毛へのダメージが少ないです。イノアカラーは2019年3月に発売されたばかりの新しいカラー剤です。
オイルが60%も配合されていて、その他3種類のカラー剤とは染める原理が異なる為、キューティクルをあまり開かずともカラーすることが可能です。髪の毛の傷みが気になる方は迷わずこちらをオススメ。
特にカラーの頻度が多い方は継続的なイノアでのカラーにより髪の毛の状態がどんどんよくなっていく事を実感していただけるかと思います。
※イノアカラーについてより詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
遂に日本上陸!ロレアルiNOA(イノア)オイルカラーについて解説
アディクシーカラーは色味を濃く入れて髪の毛の赤みを無くす効果が強い=カラー剤のパワーが強いため、今回の「髪の毛への優しさ」というランクでは下位とさせていただきました。
「色味の濃さ」
アディクシーカラー>>イノアカラー>ハーブオイルカラー>スロウカラー
アディクシーカラーは、コンセプトが「ブラウンまでもかき消す」というだけあって、日本人の髪の毛に出やすい赤みをブリーチなしで除去してくれるような非常に濃い目の染料が配合されています。
仕上がりにハッキリとした色味が欲しい方はこちらがオススメ。
※アディクシーカラーについてより詳しく知りたい方はこちらの記事もオススメです→→→【アディクシーカラー】艶々外国人風になれる人気ヘアカラーの特徴って?
暗めなヘアカラーをする場合でも黒っぽくなりすぎることなく、しっかりと色味を感じることのできる透明感のある仕上がりになるのが特徴です。
スロウカラーは薬剤自体がペールトーンを基調とした配合の「独特な色味の薄さ」が良さでもあると思うので今回は下位とさせていただきました。
「仕上がりの艶」
イノアカラー≒アディクシーカラー>ハーブオイルカラー・スロウカラー
どの薬剤に関しても調合次第で艶感を追い求めることは可能です。
しかしハーブオイルカラー・スロウカラーではどうしても出せないもう一息な艶感がイノアカラーとアディクシーカラーにはあります。
この2つにあえてランクを付けるのならば、非常に難しいところなのですが、イノアカラーは「オイル60%配合」による艶感。アディクシーカラーは「色味の濃さ」による艶感というところでほぼ同率首位とさせていただきました。
「明るめアッシュやマット系の透明感」
スロウカラー>>アディクシーカラー>イノアカラー>ハーブオイルカラー
明るめのアッシュやマット系など寒色寄りの外国人風な髪の毛が透き通っているような透明感を希望される方はスロウカラーがオススメです。
スロウカラーは特にアッシュに特化したカラー剤づくりをしているので色素が薄めなヘアカラーがお好みな方にはこちらのカラー剤がオススメです。
色素薄めな分、色持ちは他のカラー剤と比較して若干劣る印象です。
※最近スロウカラーには姉妹ブランド「tintbar」というカラー剤も発売されました。
マニキュアのような高彩度の発色が可能なカラー剤なので、我々美容師がお客様に提案できる色味もますます幅が広がりそうです。
まとめ
最近ではSNSの普及もあってか、カラー剤の名前自体がすでに世に浸透していて、お客様からカラー剤の名称での問い合わせをいただくこともしばしばです。
それぞれのカラー剤にメリット・デメリットがあるのでやりたいヘアカラーでお悩みの方はお気軽にスタッフにご相談ください!