【iNOA(イノア)カラー】アッシュ+ブルーでオレンジ味を徹底除去!
先日のお客様です。
ここ最近はバイオレット系のヘアカラーを続けていた為、退色時にオレンジっぽさが残ってしまっていたので、今回は夏に向けてオレンジ味を取り除いた透明感のあるヘアカラーに少しイメチェン。
オイルカラーのイノアカラーを使用して青強めな配合にしてみました。
※イノアカラーについてはこちらの記事で詳しく解説しています→→→遂に日本上陸!ロレアルiNOA(イノア)オイルカラーについて解説
オレンジっぽさの除去には青?!
アメリカの画家、美術教育者であるアルバート・マンセル (1858-1918) によって作り出された。色の名前の付け方が曖昧で誤解を招きやすいことから、合理的に表現したいと考えたマンセルは、1898年に研究を始め、1905年にその成果として『A Color Notation』(色彩の表記)という本を著した。これを1943年にアメリカ光学会が視感評価実験によって修正したものが、現在のマンセル表色系の基礎となっている。そのため、修正マンセル表色系という場合もある。マンセルの新しい版の書籍である「Munsell Book of Colors」は現在でも使われている。
表色系は各種あるが、マンセルの表色系は美術、デザイン分野でよく使われる。
こんな表を小学校か中学校の美術で見ませんでしたか?
このマンセルの色相環を見てもわかるようにオレンジの対面側には青が位置しています。(補色関係)
広告や看板等の世界では互いに引き立て合いよく使用されるこの関係。
ヘアカラーの世界ではこの補色同士を混ぜ合わせるといい感じに元の色が消されて透明感(ここ最近の表現だったらグレーっぽい雰囲気)が出ます。
というわけで仕上がり写真。
元のオレンジ味が和らぎいい感じの透明感が出ました。
髪の毛のオレンジ味が嫌な方は是非とも参考にしていただければ・・・